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薦田典佳 | ダメな上司の存在は「当たり前」と割り切る

無意識のうちに、上司という存在に対して理想を抱いている人はたくさんいます。これがまた無意識だからこそ怖かったりします。

まず自分の中でいい上司、理想的な上司というのはどういうものか考えてみてください。

  • 自分を正当に評価してくれる
  • 自分を信頼して仕事を任せてくれる
  • 仕事しやすい人間関係を整えてくれる
  • ミスをした時にすかさずフォローをしてくれる
  • トラブルが起きたときに、責任を代わりにとって処理してくれる

どうでしょうか。このような上司、まるでドラマの中の登場人物のようではありませんか?

こう考えて見るとこのようなスーパー上司というのは、まるで理想な結婚相手を夢見る少女の想像の産物のように、現実味がないことに気がつきませんか。

そうなのです。理想の上司なんてこの世の中どこにもいないんです。

社会にこれから出る学生の方や、新社会人の方はまずはこのことを知ってください。

多くの上司は貴方が感じるような「ダメ上司」です。

世の中の上司のほとんどはダメ上司と割り切る

ダメ上司によくある定義は以下のもの。

  • 仕事を任せてくれない
  • パワハラもどきの叱責をしてくる
  • 言う事がコロコロ変わる
  • 責任感がない
  • 仕事のミスをしてもフォローしてくれない
  • ネチネチイヤミを行って士気を下げる
  • 仕事のことを部下より理解していない

この羅列をみて「ゲッ」と思うかもしれません。ですが、この手のダメ上司というのはごく当たり前の存在であり、むしろ理想の上司と出会う確率よりも多い存在です。

逆説的に考えてみれば、日本の上司というのは上記の「ダメ上司」が一般的なのだと考えた方が楽です。

だからこそ、理想的な上司を追い求めて相手に期待するのがいかに馬鹿らしい事か理解できるのではないでしょうか。

期待を持つということは、その期待に答えてもらえないときの衝撃が大きいものです。最初から期待を持たないほうが、貴方が受けるダメージは大きく軽減されます。

会社に入って、理想的な上司と出会うのは宝くじに当たるよりも難しいかもしれません。

多くの上司は、これらの項目のどれかはもっている「ちょいダメ上司」か全部持ってる「ダメ上司」のどちらかです。

まずは、自分の上司が理想的な行動をとらなくても、それを許容する諦めも肝心です。

薦田典佳 | 上司に対する期待を捨てると楽になる

まず最初に皆さんに抑えておいて欲しいことが、社会に出て出会うすべての上司、先輩という存在に対して「期待を持たない」ということです。

期待というのは、「きっと上司だから助けてくれるだろう」という感情や「上司だから頼りになるだろう」というような思い込みです。

  • 上司なら最低レベルこのくらい仕事ができるだろう
  • 上司なら助けてくれるはず
  • 上司として昇進しているぐらいだし仕事ができるはずだ

このような感情を上司に抱いていませんか?

それは自分の中にある、理想、願望、幻想であり、まず自分がもっている大いなる勘違いであることに気がつくことから始めましょう。

上司に対する期待が自分を苦しめる

実は多くの働く上司たちは、別にプロフェッショナルではありません。

またマネジメントをしっかり勉強しているかというと、そういうわけでもないのです。日本の会社の多くはマネジメントがなんたるかということの適性を見て昇進させているわけではありません。

  • プレイヤーとして優秀だったから
  • 学歴が優秀だから
  • その人の方が勤務態度が良好だから

このような理由で昇進させて、貴方にとって「上司」という存在が誕生します。彼らがマネジメント能力があるから昇進できたわけではないのです。

多くの上司はマネジメントの素人であると考えても過言ではありません。また自分自身がマネジメントがなんたるかということがわからないまま上司として振舞っている人も多数います。

だからこそ、最初から期待をもって上司と対峙すると、適正なマネジメントを受けることができずに裏切られたような感情を抱くことになるのです。

まずは相手に対する期待を捨てることから初めてください。

世の中大多数の上司はマネジメントの素人です。

その素人相手に、自分の仕事ぶりを正しく評価してもらえることを期待したり、自分の能力を飛躍させるマネジメントを受けられると勘違いしているから、貴方は上司に苦しめられているのです。