薦田典佳 | なんでも自分で決めたがる上司のいなし方

薦田典佳 | なんでも自分で決めたがる上司のいなし方

上司をマネジメントするためには、まず上司の傾向と対策を練る必要があります。

今回は「なんでも自分を通したがる上司」「マイクロマネジメントをしたがる上司」「自分で決定しないと気が済まない」というタイプの傾向と対策についてお話します。

なんでも自分で決めたがるタイプの上司との付き合い方

なんでも自分で決めたがる上司は、些細な事でも首をつっこんできます。それこそ箸の上げ下げレベルのことまで命令したがり、部下の立場としては嫌なタイプの上司といえます。

このタイプの上司の下にいると、部下としては「少しは自分にまかせてもらいたい」「信頼して仕事の権限を移してほしい」という感情が出てきます。

ですがこのタイプの上司に対して「自分に仕事を任せてほしい」と直接文句をいっても意味はありません。

この手の上司と上手に付き合うためには、それこそ上司に何もかも決めさせてしまえばいいのです。

ただし、しっかりと上司をマネジメントしてコントロールする方法でです。

決めたがり上司を上手にマネジメントするには

たとえば貴方はA案が良いと思っているとき、「私はA案で進めたいです」と上司に談判するのは、良い出方ではありません。

なぜなら上司は自分で決定したいという性質があるため、自分で判断しているという「仕事をしているふり」をしたがります。だから、貴方の判断とはあえて反対するような真逆のB案を選部上司も多いのです。

上司に反発心を抱かせるような立ち振る舞いは、上手な上司のマネジメントではありません。

この手のダメ上司を上手にマネジメントするときは、複数の案を用意して上司に決めさせてしまうのです。

「Aという案と、Bという案があるのですが決めかねておりまして。部長のご意見もお聞かせいただけませんでしょうか?私はA案のほうがコストと費用対効果の面からみても良いと思いますがいかがでしょうか」

このように「お伺い」というような体制をとれば、実際上司が「A案を自分で決断を下して決めた」と思っていたとしても、貴方がコントロールしていることになります。貴方にとってより良い方向性に向くように上司に対して下手に出て誘導していくのです。

これはとても面倒に思えるかもしれません。

ですが、相手の承認欲求、認められたい、頼られたいという思いを先回りして満たしておくことで、ダメ上司が後々でうるさいことを言わずに口を封じることができるのです。

なんでも自分が噛んでおきたい、首を突っ込んでおきたいというタイプの上司は、自分が知らないところで話が進んでいることを嫌います。

だからこそあえて上司に決断をさせることで、相手の承認欲求を満たしておくことで、この手の面倒な上司を回避することができるようになります。