薦田典佳 | 決断してくれない困った上司との付き合い方

薦田典佳 | 決断してくれない困った上司との付き合い方

世の中にはなんでも自分で決めたがる上司とは真逆の、責任を負うことを恐れて決定権を放棄する上司というのも存在します。

例えば指示を伺いたいのに「自分で決めろ」「そっちで考えて」というように、丸なげしてくるような存在。

この場合、上司のタイプを分類するとさらに2パターンに分かれます。

  1. 自分で考えることで部下の成長を促しているというタイプの上司
  2. 自分で何も決めることができない優柔不断、責任を負いたくないというタイプ

前者の場合は、良い上司です。

ですが、後者の場合はとても困った上司です。

相手の言うことを聞いて、自分で判断をして付き進んでしまった場合、万が一のミスがあったときはもちろん庇ってもらえません。

保身ばかり考える困った上司とは、どのように付き合えば良いのでしょうか?

上司が決められる簡単な質問にまで絞り込む

決断ができない上司の場合、自分で決められない以前に、答えを持っていないという理由があります。

例えば畑違いの部署から、上司という立場にアサインされた上司の場合、判断を求めても難しいのは理解できるのではないでしょうか。

部下のほうが現場のことを理解していて、上司には全く判断材料がない場合もあるのです。

このような場合、判断材料がないからこそ、上司が決断をできないシチュエーションも多々あります。

この手の上司と上手に付き合う場合は、相手に選択肢を選ばせるという方法が有効と言えます。

Aという案とBという案両方を用意し「どちらがよろしいでしょうか?」と相手に判断させるのです。

こうすることで、上司は用意された選択肢の中から選ぶだけなので選びやすく、また自分で決断をしたという自尊心もくすぐられます。

ですが、まれに部下が用意した提案に文句を付ける上司もいます。

これは、出された提案に文句を付けることで「仕事をしている」と勘違いしているタイプ。

こういうダメだし好きの上司には、あらかじめ八割程度の提案をもっていくことで対応しましょう。

ダメ出しを受けたあとに、本来提出する予定だった完全版をあたかも「貴方の指示で再考しました」というていで持っていけば良いのです。

困った上司を上手く躱す方法を是非試してみてください。